様々な理由でリハビリが必要な方が利用されています
これまで「和(なごみ)リハビリ」をご利用された方々は次のような疾患の方です。
- 脳卒中後遺症
- パーキンソン病
- 骨折や手術などの後遺症
- 加齢による寝たきり
- 神経筋疾患
和(なごみ)リハビリの利点は場所や時間、目的、回数などの制限なくリハビリが提供できるということです。
ご利用者様によってリハビリを受けたい理由は様々です。「和(なごみ)リハビリ」ではお1人お1人のご希望、状態に応じたリハビリを提供いたします。
お困りの声
「和(なごみ)リハビリ」では様々なご利用者様のお悩みを聞いてきました。
- どんどん動きたいのにマッサージだけで終わってしまった。
- 血圧測定や世間話でリハビリの時間の多くが終わってしまう。余計な話をせずにリハビリをしっかりやってほしい。
- 毎回同じような体操で時間が終わってしまう。
- マッサージや関節を動かすことをして欲しいのに体操ばかりのリハビリだった。
- 歩くのを見守ってくれるだけでリハビリはいつもマッサージ10分だけ。
- 手のリハビリをしてもらいたいと言ったら「もう治らない」と言われてしまった。
など様々なお悩みを抱えた方々のお話を聞いてきました。
「和(なごみ)リハビリ」はご利用者様の要望に合わせてご利用者様と相談しながらリハビリメニューを考えていきます。お一人お一人のご希望・目的に応じたオーダーメイドのリハビリを提供しています。
自費リハビリならではの回数や時間帯の制限なくお一人お一人が満足していただけるリハビリを提供できるよう心掛けています。
和(なごみ)リハビリの特徴
そして最大の特徴はリハビリ専門病院で15年以上リハビリを提供してきた専門の指導員が直接リハビリを提供できるということです。
- ボバース
- PNF
- AKA
- 介護予防運動指導員
- ピラティスインストラクター
- フェルデンクライスメソッド
など様々な資格を持ったベテランリハビリスタッフがご利用者様の症状・状態に合わせたオーダーメイドのリハビリを提供いたします。
リハビリは発症早期から開始し回数を多くおこなうことで多く効果が得られるとされています。ですが発症から時間が経過していても正しい身体の使い方を獲得することでできる動作が増えていくということも実証されています。
そこで専門の指導員による高度なリハビリを受けることができる自費リハビリの利用をお勧めいたします。
出張場所の例
- 自宅
- 職場
- 職場近くのレンタルスペース
- 当社契約施設
- 交通機関利用
などご都合の良い時間にご都合の良い場所でリハビリを受けることができます。
リハビリ事例
※ご利用者様から許可を得て掲載させていただいています。個人情報保護の観点から詳細な情報、映像などは控えさせていただきます。
引用元│個人情報の保護に関する法律– e-Gov法令検索 – 電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
(取得に際しての利用目的の通知等)
第18条 個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、 速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。
40代 男性 脳梗塞(左片麻痺)
職場近くのレンタルスペースにて早朝出勤前に週2回+日曜日リハビリ利用。下肢装具・T字杖使用。

主訴:もう少し楽に歩けるようになりたい。通勤だけで疲れてしまう。駅の階段を利用してみたい。
開始時:発症より2年半経過
床に穴が開くほど杖に体重をかけ、麻痺側の脚を横にぶん回しての歩行。左足関節に拘縮あり。体重は左側にほとんど乗せられない。非麻痺側の右肩に痛みあり。右股関節周囲の筋・関節は石のように固まっている。
体重をしっかりと乗せられるように左足部・左足底のリハビリ、またバランス能力の改善のため体幹の使い方の再学習を実施する。左足の上でしっかりとバランスがとれるようになってきたところで、これまでのシューホン型の下肢装具から足関節の動きが出せる下肢装具へ変更する。ご本人は下肢装具なしでの歩行を希望されるが通勤時は装具着用するよう提案させていただく。リハビリ時は杖無しでの歩行訓練をおこなう。
2ヵ月目:体幹の筋力改善、バランス能力の改善が認められる。杖無しでの歩行もつまづくことなくできるようになってきたが、通勤時などは周囲へのアピールのため杖を持ち歩くよう提案させていただく。リハビリ開始前は通勤に1時間ほどかかっていたが、歩行スピードも上がり40分ほどで通えるようになったとのこと。調子の良いときには駅の階段を利用できるようになる。
60代 女性 脳梗塞(右片麻痺)
ご自宅への訪問リハビリ週2回利用(気分転換のためレンタルスペースも利用)。杖無し自立歩行可能。上肢機能メインのリハビリ提供。

主訴:包丁で固いものが切れない。タオルが絞れない。手指の細かい動きができるようになりたい。
初回訪問時:発症より3年経過
右手使用での書字はできない状態(リハビリ病院退院当初はなんとかできていた)。右手使用時の左半身全体での代償動作が強く、右手の麻痺自体はだいぶ回復しているが動作全般を力づくでおこなっている状態。右肩・手首・手指関節に拘縮あり。初回リハビリ時に左肩にも関節可動域制限、動作時の痛みがあることが発覚。
開始1ヵ月目:左右両側の関節可動域制限や筋力低下など廃用となっている部分の改善をメインにリハビリを実施。
右手を動かす際に麻痺側とは反対の左側の頸部や左脇、左足にまで力を入れて動作をおこなっていたため代償動作の抑制に対する促通をおこなう。また右手を上に挙げる際にも身体を反らせるような代償動作も見られたため、正しい動きの再学習・再獲得を実施する。
1.5~2ヵ月目:右手の動きの獲得のためのリハビリ
手の動作の際に重要な手の中の筋肉がほとんど使用できていなかったため、神経・筋促通法により必要な筋の活性化を中心にリハビリを実施。代償的な左半身の力づくでの動きや身体を反らせるような間違った動作が徐々になくなってきたため右上肢に対する筋力訓練や生活動作訓練を積極的におこなう。
結果:包丁でキャベツを切る、財布の中から小銭を取り出す、お菓子の袋を指で開けられる、バンダナを頭の後ろで縛る、などのことができるようになる。現在もリハビリ継続中。
80代 男性 骨折後の廃用症候群
週4回ご自宅でのリハビリ利用。手すりを利用してなんとか自力で起き上がれる。座位保持は介助。肩・股関節・足関節拘縮あり。他動時に疼痛あり。

ご家族の要望:1人で動いて危ないので目が離せない。言うことをきかない。安全に動けるようになってほしい。トイレで用が足せるようになってほしい。リハビリに対しては拒否的。
初回訪問時:骨折から7年経過。
退院当初は身の周りのことは全て自力でおこなっていた。徐々に動けなくなっていった。何度も転倒歴があるとのこと。リハビリは介護保険内で受けている。全身の関節拘縮や筋力低下などの廃用が強い。痛みに対して敏感で拒否が見られた。座位での体幹の機能改善、バランス能力の改善をメインにリハビリ提供。手すりを引っ張らずに寝がえり・起き上がりや立ち上がりができるようになる。
2ヵ月目:担当者に対して慣れてきたため積極的に機能改善リハビリ実施
日により疲労具合に差があるため疲労の強いときはリラクゼーション中心に介入する。元々は動くこと、運動することが好きだったとのことで徐々に積極的にリハビリに取り組んでもらえる。夜間はポータブルトイレ(センサーを利用してご家族に見守りを依頼)、日中はトイレで自力で用が足せるようになる。(手すりの位置を修正してもらう)担当ケアマネージャーと相談し、リハビリが継続できるデイサービスと連携。リハビリ担当者へ引継ぎをおこない現在はデイサービスでのリハビリを継続中。目標は近所の公園を散歩すること。
90代 女性 右大腿骨頸部骨折術後
90代 女性 右大腿骨頸部骨折術後
T字杖利用(病院で購入)。週2回ご自宅、近隣商業施設、交通機関利用などのリハビリ実施。

主訴:また1人で買い物に行きたい。杖を使わないで歩きたい。
初回リハビリ時:退院後1年未満
大腿骨頸部骨折の術創部中心に関節拘縮、筋委縮あり。身の回りのことは自分でできるが、かがんで下の物を取ろうとすると傷の部分に痛みがある。何もないところでつまづく。外出は家族と同伴での通院とデイサービスのみ。
元々お1人で交通機関を利用し買い物や歌舞伎鑑賞などに出かけていたとのことで潜在能力は高くピラティスやPNFなどのリハビリにも対応していただける。廃用になっていた部分を改善しつつバランス能力や筋力・耐久性の向上を目的としたリハビリを実施。2週目には500mほどの屋外歩行が杖無しでできる。
2ヵ月目:筋力トレーニング・バランス訓練継続
体幹・下肢の筋力訓練の合間バス・電車などを利用して外出リハビリを実施。休憩場所やルートなどを確認し注意点をまとめたノートを作成する。ご家族と相談し、近所の公園までは1人で外出しても良いとの許可をいただく。「年寄りばかりのところには行きたくない」とのことでデイサービスは拒否されていたが地域のデイサービスのリハビリ担当者と訪問リハビリ担当者と連携。ご本人の要望や身体状況などの引継ぎをおこない現在は地域でのリハビリを継続されている。